夏の便り かめーかめーと言うおばぁ

漆の木。気付けばすくすく育っている。新しい葉はツヤが強いものとそうでないものがある。根本に分岐(?)ができたので、剪定してあげる必要があるのかもしれない。

遠方にマンゴーを送ったところ、夜中に「とても美味しい」と連絡が来た。

あまり伝えたい近況も雑談のタネもなく、ただ受け取ってくれた人が喜んでいるのを私も嬉しく読んだ。贈答用のマンゴーを買ったつもりで、友人のリアクションを買っていたのかもしれない。

祖母はこれが嬉しくて「もっと食べて」と繰り返していたのかもしれない、と思う。そう書くとやたら上品な響きになってしまったが、実際のつぶやきは「あ〜〜だからオバーはしょっちゅう『かめーかめー』してたわけ」になる。

これは塩害で弱ったのかもしれない漆の葉。シワシワしている。