判断しなくていいのはとても楽

鉢植えに対して水を何ミリリットル撒けばよい、という明確な指標がないため、水やりひとつに怯えてしまう。枯らしてしまうのでは、腐らせてしまうのでは、手探りとは心地悪いものです。

手探りの結果が見えてきたら、また違う感覚で過ごせるようになるとは思うものの、苗木の死が怖くて、鉢植えはまだビニールの仮ポットを使っている弱腰ぶりよ。

今朝は雨が降ったので、水やりは天に任せられてホッとしました。判断しなくていいのはとても楽。お天気ひとつに真理を見出すことのできる、植物を育てるとは哲学であったか。

近ごろはカリカリにした食パンに薄切りのバターを盛って朝食にするのが好きです。しかしバターを切るのも、その都度包丁を洗うのも面倒なので、何かいい手抜き方法がないか考えています。どう頑張っても失敗しようがないものは、手探りの試行錯誤も楽しい。

楽な試行錯誤ばかりでは新しいことは生まれないものですが、薄く切ったバターは美味しいです。