20230312のうるし

どんどん照りがなくなりゆく葉っぱ、刃先が茶色くなるのは水不足の印だとネットで読む。少し多めに、ダバダバに水をやってみようと思う。

水が足りなかったの…?

小さい方の漆の苗を舐め回すように観察してみるも、そんなに劇的な変化はやはりないのであった。大きく育つ樹木も初めはこんなに小さくささやかにしか育っていかないのだから、実のところ成長とは何事もそういうものなんだろうなと思う。朝から哲学をしてしまった。

そういえば、大体において寝起きのままスマホで苗日記を撮影するので、その日の天気や日差し、ときにはレンズについた指紋なんかが写真にありありと出る。

Instagramのフィードを見るたびに写真下手くそ選手権だなぁと思うが、寝起きに一眼レフを構える根性、wi-fiなどを使って写真データをスマホに送り、それからなんやかんやする甲斐性などは私にはないのであった。

そんなこんなで苗たちは今日も育つ。季節の巡りも、植物の成長と同じように急激かつ劇的な変化ではないな、と思った。

20230311のうるし

夜更かし明けの眠い朝、苗たちにさす朝日が目に染みます。右端の小さな個体がなかなか成長を感じさせてくれませんが、がっつり寄りで見ると芽吹きの先端に日々変化がある。

昨日たくさん水まきをした分、土がまだ濡れているので朝の水やりはお休み。お昼にもう一度様子を見たい。

20230310のうるし

芽吹きを心待ちにする。天気は曇り。葉っぱにハリがないのは何故だろう。たっぷり目に水を撒く。

写真を撮りたい日に限って雲の落とす影が気になるし、葉っぱをじっくり見るようになると、毎日色艶が違うことに気づく。物事をあまりじっくり観察しないようにするのが、美しい世界を見るコツなのかもしれないなあと思う。

そういうわけにもいかないので、晴れ間を待ったり水やりの量を加減したりするわけですが、最適を探すのには根気が要るものですな。

20230309のうるし

一本だけジャングル。日によって葉っぱの艶や張り具合が全然違うのは、水や日照の関係なんだろうか。ツヤっとしている日は安心するけれど、そうでない日は不安になる。

今日は弱めソフト艶の日だった。天気は曇り、強風。ツヤツヤしていないと、焦って肥料を山盛り投げ入れたい気持ちになる。どうどう。漆は一日にして成らずである。

20230308のうるし

右端の苗が小さいまま。ゆっくり育っている途中なのだろうか。芽が出ただけでも嬉しかったはずなのに、這えば立ての欲が出ている。立てば歩けの親心が先に育ちそう。

400mlくらいずつ水を撒く。4月になったらポップアップがあるので、品物の梱包をして陳列について考えるなどした。

しっかりやろう。

20230307のうるし

芽吹きの気配。そういえば苗を植えてから丸1ヶ月も経つ。固く締まっていた芽がほころんでくる様子は、見ていて嬉しい。なんというか、分かりやすい希望があると人間は頑張れるのだなあと思う。

今日は気分よく水を撒く。育っておくれよ。

お昼は漆の人と散歩をした。楽しかった。

20230306のうるし

水やりは500mlぐらいずつ。大きい個体は葉っぱが繁ってきた。葉っぱの先が黒いのは何だろう、そして落ち葉は捨てたほうがいいのか、それとも土に還るのか、疑問。そして体の色んなところにちょこちょこ漆かぶれができるのは、鉢植えの世話のせいか、それとも作業のせいかどちらだろう。かぶれているのは狭い範囲ではあるものの、かゆい。

小さい個体はまだまだ芽吹かず。小さいうちは成長力も弱いのだろうか。

230305のうるし

左側の小さい方の漆の芽がほころんできた。1ヶ月と少し、かかった。右側の木はまだ「枝」という感じ。引き続き経過を観察したい。

土の表面が湿っているので水やりはしなかったけれども、これは毎日がっつり水撒きした方がいいんだろうか。

山に植えれば毎日雨が降るわけでもなし、腐らせるのが怖くて実験できない。今のところ、カサカサだけ回避して、しっとり給水を続けている。

友人から嬉しい連絡があり、踊ってしまった1日だった。覚えておきたい。